【7世代GS】GS環境適応型レヒレグロス【第41回伝説厨オフ優勝】
第41回伝説厨オフで使って予選1位抜けから優勝できました
構築名はゲンシカイオーガ+日食ネクロズマが実質レヒレグロスみたいなとこあるので命名。
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ポケモン名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | |
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カイオーガ | あいいろのたま | しおふき | こんげんのはどう | れいとうビーム | まもる | あめふらし→はじまりのうみ | |
日食ネクロズマ | じゃくてんほけん | フォトンゲイザー | メテオドライブ | トリックルーム | まもる | プリズムアーマー | |
カプ・ブルル | フィラのみ | ウッドハンマー | しぜんのいかり | なやみのタネ | まもる | グラスメイカー | |
ガオガエン | ガオガエンZ | ねこだまし | DDラリアット | けたぐり | まもる | いかく | |
ボーマンダ | ボーマンダナイト | すてみタックル | ハイパーボイス | ほえる | まもる | いかく→スカイスキン | |
カプ・コケコ | デンキZ | かみなり | ボルトチェンジ | めざめるパワーみず | まもる | エレキメイカー |
6匹全員守る持ちで心が落ち着く。
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【構築経緯】
上記の通りカイオーガ+日食ネクロズマがレヒレグロスに似ており親近感が湧くという適当な理由からスタート。見た目がめちゃカッコいい部分もポイント。
軸となる日食ネクロズマはメガメタグロスと近い火力・耐久の数値を持っていますが素早さは逆に低く、加えて「トリックルーム」が打てるポケモンです。
以上の点から日食ネクロズマを「火力のあるドータクン」といったイメージで運用し、トリルエースのカイオーガで暴れる方針を立てました。
しかしその一方で日食ネクロズマは補助技がやや乏しく、特に「スキルスワップ」を覚えない点では大きくドータクンに劣ります。
その点を克服でき、オーガネクロのやや苦手とする相手のグラカイにも強い「なやみのタネ」カプ・ブルルを3枠目に採用しました。
残りの枠にはルナアーラ、ネクロズマに圧倒的に強くトリックルーム展開を補助できるガオガエン、浮いていて水・炎の一貫しないポケモンが欲しいためボーマンダ、日食ネクロズマが苦手なイベルタルやカイオーガを縛れるカプ・コケコの3匹を順に採用して完成。
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【個別解説】
カイオーガ れいせい あめふらし→はじまりのうみ
207-X-121-244-180-85
しおふき こんげんのはどう れいとうビーム まもる@あいいろのたま
無補正252振りメガレックウザの「いのちのたま」「ガリョウテンセイ」耐え
カプ・レヒレ枠。「おいかぜ」運用を全く想定していなかったので最遅。
「いかく」2枚で物理耐久はケアできると考えてかなり火力に割きましたが、トリルエースとしての運用を狙っていたので正しい選択だったと思います。
技構成はメインウェポンの「しおふき」、体力が減ったときのメインウェポンとして「こんげんのはどう」、レックウザ、ボーマンダを倒すための「れいとうビーム」、大事に扱うための「まもる」としました。
ただ、自分自身の性格を考えると「こんげんのはどう」ではなく「ねっとう」を採用するべきでした(外すのが嫌すぎて攻撃を受ける可能性がある場面でも「しおふき」ばかり押していたため)
日食ネクロズマ ゆうかん プリズムアーマー
204-229-147-X-130-73
フォトンゲイザー メテオドライブ トリックルーム まもる@じゃくてんほけん
メタグロス枠。「ハードロック」と類似した効果を持つ特性の「プリズムアーマー」が優秀すぎることから、弱点Z以外はHP振りだけでほとんど耐えてしまうのでHAに振り切りました。トリックルームでの運用を決めていたため「ウルトラネクロZ」は無し。
当初は「ジメンZ」にする予定でしたが、選出を考える段階でガオガエンにZを譲って火力を分散した方が強いように感じたので、弱点タイプを軽減できる特性との噛み合いも強い「じゃくてんほけん」で採用しました。「ジメンZ」を使わない分ガオガエンが非常に厳しい構成になったので、そこだけ少し窮屈でした。
技構成はグラカイを殴るための「フォトンゲイザー」、ゼルネイベルを殴るための「メテオドライブ」、コンセプトである「トリックルーム」、ガエン引きと合わせてレヒレグロスっぽい動きが出来る「まもる」としました。
カプ・ブルル ゆうかん グラスメイカー
177-199-135-X-117-72
ウッドハンマー しぜんのいかり なやみのタネ まもる@フィラのみ
C255ゲンシカイオーガの「れいとうビーム」を確定耐え
いたずらに火力を落とすと「いかく」が入った場合のカイオーガに対するダメージが動いてしまうと思ったので、できるだけ火力に配分。持ち物は、数値の低さからゴリ押される可能性を気持ち減らせそうな「フィラのみ」。
技構成はメインウェポンの「ウッドハンマー」、攻撃範囲を補って他のポケモンの圏内に押し込める「しぜんのいかり」、グラードンの「おわりのだいち」を破壊するための「なやみのタネ」、大事に扱うための「まもる」としました。
構築のコンセプトでもあるポケモンだったのですが一度も「なやみのタネ」を使わずに終わりました……
ガオガエン ゆうかん いかく
200-166-110-X-129-58
ねこだまし DDラリアット けたぐり まもる@ガオガエンZ
C147カプ・コケコの「エレキフィールド」込み「10まんボルト」Z耐え
「普段の感覚で動かしたらHAだったのでコケコにワンパンされて負けた」という言い訳をするのは嫌だったので、WCS2018準拠ルールで使い慣れたものと同じ特殊耐久のラインを設定しました。
構築全体として「トリックルーム」に寄せているのでルナアーラ、ネクロズマを確実に刈り取ること、トリル下でカイオーガ相手に引かずに打点を出すことが重要だと考え、持ち物は「ガオガエンZ」。
技構成は盤面に対する影響力の大きいオーガネクロを補助できる「ねこだまし」、メインウェポンかつZワザのベースである「DDラリアット」、ディアルガ、ガルーラに対する打点として「けたぐり」、大事に扱うための「まもる」としました。
「フレアドライブ」は仮想敵が少ないし、そもそもカイオーガと一緒に選出すると打ちにくいので不採用。
ボーマンダ せっかち いかく→スカイスキン
179-165-135-140-142-180
すてみタックル ハイパーボイス ほえる まもる@ボーマンダナイト
C147カプ・コケコの「エレキフィールド」込み「10まんボルト」Z耐え
グラードンに対して雑に後投げで誤魔化せるポケモンが欲しいので採用しました。アタッカーというよりはクッションとしての役割を期待していたので火力は捨てて耐久に配分。
技構成は即座に打点を出したい場合に使う「すてみタックル」、低耐久補助ポケモン+何かの並びに強く出られる「ハイパーボイス」、ゼルネアス、ドータクン等の展開を止めに行ける「ほえる」、大事に扱うための「まもる」としました。
「おいかぜ」については構築とのシナジーが薄いこと、「りゅうせいぐん」については無くてもレックマンダに困らないと判断したことから不採用としました。
カプ・コケコ おくびょう エレキメイカー
145-X-106-147-95-200
かみなり ボルトチェンジ めざめるパワーみず まもる@デンキZ
イベルタル、カイオーガを縛るという採用理由から持ち物はデンキZで確定。
技構成はメインウェポンかつ等倍Zでゴリ押す場面でダメージを上げられる「かみなり」、トリックルーム展開で強い「ボルトチェンジ」、一切採用した理由が思い出せない「めざめるパワーみず」、大事に扱うための「まもる」としました。
強化アイテムの無い「めざめるパワーみず」はグラードンに耐えられてしまうのになぜ採用したのか自分でも思い出せません。ちゃんとパーティを確認しないまま対戦を始めてしまったので結局このまま使い続けました。「しぜんのいかり」「ちょうはつ」辺りでも入れておけばよかったです。
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【総評】
パーティの纏まり自体はあまりしっくり来ていませんでしたが、スペックの高いポケモンで固まっていたのでパワーで押すことが出来ました。
公式ルールだった2016年のGSよりも伝説枠の幅が広いルールなので結構楽しいです。来週あたりに仲間大会もあるらしいので、一度やってみてはいかがでしょうか。