【VGC2016】グライベルヒードラン【DEXチーム戦準優勝】
初めまして、なさにえると申します。
今回は最近のオフで使っていた構築を紹介しようと思います
グライベルヒードラン
実際に伝説厨オフ、DEXオフ、グロリア関東で使ってそれぞれ総合5位、準優勝、スイスドロー3-3という結果でした。
ちなみに某対戦シミュレーターでは1800ちょっとが最高でした。
ポケモン名 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
グラードン | べにいろのたま | ふんか | だいちのちから | でんじは | まもる | ひでり→おわりのだいち |
イベルタル | とつげきチョッキ | ふいうち | はたきおとす | バークアウト | デスウィング(イカサマ) | ダークオーラ |
ガルーラ | ガルーラナイト | ねこだまし | すてみタックル | ふいうち | まもる | きもったま→おやこあい |
ボーマンダ | ボーマンダナイト | すてみタックル | ハイパーボイス | おいかぜ | まもる | いかく→スカイスキン |
ボルトロス | ゴツゴツメット | 10まんボルト | めざめるパワー(なりきり) | でんじは | ちょうはつ | いたずらごころ |
ヒードラン | こだわりスカーフ | オーバーヒート | ねっぷう | ラスターカノン | だいちのちから | もらいび |
★概要
先発噴火グラードンで削り、後発ポケモンの不意打ちと耐性が優秀なスカーフヒードランで締めるコンセプト。カイオーガ入りに比較的強く、トリル展開をするポケモンに強いイベルタル、初手でグラードンと並べてグラゼルネ展開に強く出るためのボルトロス、不意打ちを持つことからイベルタルと相性が良く、上からカイオーガに打点を持てるガルーラ、グラードンに強く格闘の一貫を切れるS操作要因としてボーマンダと選んでいきました
★個別
グラードン おくびょう 176-X-180-202-110-156
その辺によく転がってる臆病グラードンです。6匹決まった段階でグラードンでグラードンを見なければならない場面があまりにも多そうだったので臆病で採用。
噴火大地守るは確定として、ラスト枠には「めざめるパワーこおり」「でんじは」で迷って結局電磁波を採用しました。
ボーマンダだけを考えるなら氷でもいいのですが、ボルトロスがファストガード+ジオコンゼルネに無力であり対ゼルネアスのルートを増やしておきたかったこと、特性のせいでめざ氷が全然入らないレックウザに対しても撃ちたかったことを考えて電磁波を採用しました。とても良い選択だったと思います
イベルタル いじっぱり 218-187-117-135-120-144
カイオーガ入りに無理してもらうことが多そうなのでチョッキを持たせ、準速90族まで抜けるようにして意地っ張りながらバークアウトを搭載。
技選択が非常に難しかったです。最初は「ふいうち、はたきおとす、イカサマ、バークアウト」という構成でしたが、
世界大会後にカポエラーが増えると考えてイカサマをデスウィングに変更したところ、結果としてグロリア関東の大事な試合でグラードンとのタイマンに負けてしまう結果に。
ガルーラ ようき 181-177-120-X-120-167
グラゼルネのガルーラのように放置できない脅威を同時展開して圧力をかけるのではなく、1ターンで高い打点を出してヒードランや不意打ちの圏内に押し込むことが大事だと考えたので、恩返し+グロウではなくすてみタックルを選択。
またグラードンやボルトロスと並べて「まもる+でんじは」の動きでゼルネアスやレックウザを縛り返す動きに魅力を感じたので守るを採用しました。
ボーマンダ せっかち 173-172-135-162-112-189
相手のボーマンダがやや重い構築であるのでハイパーボイスを2回耐えるせっかちにしました。
相手の追い風グラードンに対抗したいので追い風の採用が決まり、吠えるも特に必要ない構築のためとても普通の型に落ち着きました。
ボルトロス おだやか 186-X-91-146-128-146
全国ダブルの流用個体です ただ相手のチョッキイベルタルや臆病ドーブルにしっかり先制でき、耐えてほしいものは耐えるなど感触が良かったので結局そのままで使い続けました
世界大会後はライチュウの避雷針を奪ってイベルタルで無双するつもりで「なりきり」を採用しましたが、はっきり言ってゴミでした。超弱かったです二度と使いたくありません
後の技構成は無難なものをチョイス 今考えると4枠目はイカサマが良かったような気がしています
選出段階でゼルドー、ガルゼルネを呼び込むことが予想されたので、ボルトロスで猫を受けてガルドーを噴火圏内に入れる立ち回りをするためにゴツゴツメットを持たせました。
オボンは落ちてほしいタイミングで生き残ってしまう場面が多いのがダメでした。
ヒードラン ひかえめ 167-X-125-200-126-129
この枠がドータクンだとよくある構築になると思いますが、それだと面白くないので全国ダブル最強モンスターを引っ張ってきました。
フェアリー飛行炎という耐性がGSルールに異様に刺さっており、びっくりレッドカード枠に留まらない性能を感じました。
技構成はリザドランでおなじみガルーラ焼却砲としてのオーバーヒート、メインウェポンのねっぷう、ゼルネマンダドーブルレック辺りに撃つためのラスターカノン、最後は削れたグラードンとのタイマンで後悔したくなかったのでだいちのちからを入れておきました。
めざめるパワーこおりを採用しないのかと数人から指摘されましたが、基本後発に置くポケモンであり、交代先がない中で一貫性の低い技で拘るのは危険だと考えました。
そもそもボーマンダにはピンポイント技で拘らずとも一貫性の高いラスターカノンで勝つことが出来るので、採用を見送ることに。
このポケモンの熱風外しが負けにつながるのは全国ダブルでもGSでも同じようです。萎えます
厳しいのはボルトロス+ボーマンダとカイオーガ入りのクチート。
イベルタルを採用しているのに対グラカイが一番安定しませんでした…
7世代もぼちぼち頑張っていきたい。
おわり