インターネット大会の取り組み方

・負けてもいい

優勝する必要ない

中盤連勝できればどうでもいいから気にしない


・レート=強さじゃない

パーティ当たっててその日のプレイングさえ良ければ誰でも抜けられる

ソースは2016のなさにえるさん


コレまじで声を大にして言いたい


あなたを差し置いていつもバカにされてるアイツが抜ける可能性が全然あるのがジャパンカップ


勝てなかったとしても、世界一ポケモンの練習になる場所なのでやり得でしかない



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パーティないので助けてください

【今までに使ったパーティまとめ】面白い人間になりたかった

好き度10段階評価

2012 
カポエラー シャンデラ トリトドン バンギラス ボーマンダ ナットレイ

まともにポケモン対戦をはじめた年
初手ラティオスを放置して隣にシャドボインファイト集中を覚えたとき、
ポケモンが上手くなった気がした

草薙リスペクトが変な方向に向いて流星、放射、日本晴れ、守る@オボンのボーマンダ使ってたけどなんか普通に強かった

5点


2013
ヤミラミ ウルガモス ラティアス トリトドン メタグロス ランドロス

初めて行ったオフに持っていったパーティで、初めてオフで優勝したパーティ

めちゃめちゃ好き

9点


2014
福崎五郎の勝利のストラテジー

3点

2015
ガルーラ サマヨール シュバルゴ ランドロス ヒードラン サザンドラ
スナドリ先生のパーティがベース
サマヨールの鬼火でドランを、威張るでラムシュバルゴを育成する
CHALKには8割勝てます(この文言が書いてあるパーティ記事多いけど全く信じられないよね)

ガルーラスタンに8割取れてたらWCSday2行ってるので嘘松も大概にして欲しい
5点


2016
ヤミラミ キュレム グラードン エルフーン ガルーラ ゲンガー
SDでボコボコにされたからパクってJCS予選で使った
パーティが強すぎたのと鈴木庄屋さんのお陰で世界権利を取れた

8点

BIG6
SDでは勝てたけど結局ダメダメだった 

2点


2017
テテフポリ2ギガイウインコケコツルギ
メルマガム(死後)で見たアルカナさんのパーティが強そうだったのでパクった
16のBIG6は全然ダメだったけど結局スタンダードが一番勝てるな~って思った 
ある意味今の自分の軸になっているかもしれない

8点

鋼Zウインディ
ウツロイドが増えてたから慎重でハガネZを採用した、というのは全部筋が通ってるけど多分嘘

自分はスタンダードなパーティを使った方が勝てるって理解しつつあったのに、
「本当は面白いパーティを作れる人になりたい」っていうコンプレックスが膨らんで変な方向に行ってしまった
自分の悪いところから生まれたグロテスクなパーティで本当に嫌い

-10点


2018
ギルガルド
自分の視野を広げてくれたパーティって意味でかなり気お気に入り
ま~るいパーティだけで生きていくべきなんだろうって17で思ってたけど、
これがそこそこ使えたことで「とりあえず何でも触ってみよう」って心持ちになれた

7点

ヒレグロス
スタンダードの権化みたいな顔してる6匹
良くも悪くも自分の勝てるパーティの雰囲気を規定してしまった感がある
頑張って考察したし好きなパーティだったけど、疑問はずっと抱えたまま

何というか「day2行くやつのパーティじゃねえ」って漠然と思った
この年からday2行く連中との相当な差を感じ始める

8点

チョッキテテフグロス
安定志向をやめて攻撃的に組んだテテフグロス
17のバルジーナウツロイドマッシブーンみたいな感じでパワーがめちゃめちゃ高くて好き

day2は行けなかったけどやっと自分のパーティが作れた気がした。完成度はともかく。

9.5点

2019

ケケンカニ
ハガネZウインディとは違ってちゃんと好き。
ラス枠に必要な要請をすべて満たしており、ちゃんと採用で来ているのが違い。
もちろん目立ちたい気持ちはあったけど
7点

しょうもな6
ルナアーラ流行りすぎてオーガネクロが無理になった結果選んだパーティ
いうても優等生っぽい顔したパーティを使うのは慣れてるので結構勝てた

1800チャレンジのとき、スカーフしおふき+CSトルネロスの悪の波動をナモルナアーラに耐えられてつまんなかった

4点

ムーン版しょうもな6
何も思いつかなかったからクソ丸い面子にしたシリーズその2
CSウルガ使うの意味ないと思って耐久にしたらめっちゃ強かった

勝因はリザードンに3回しか当たらなかったこと

6点

ルナグラメタモン
権利はあるけど社会に適応するのに全リソースを割いていたため、練習全くできてない状況
余談だけど凛さんマジで何なん?って思ってた 新卒でポケモンやりまくれる人すごすぎ

逃げというか事実として勝てると思っていなかったので、
勝ちを目的に据えるよりは自分のプレイスタイルの幅を広げようと思ってスカーフルナアーラ

メタモンは正直・・・ふざけましたかね

5点

現在

バンドリキッスドラパウインロトム
結局これが一番勝てるの何なんだよ~って思いながら使ってる。

ヒレグロスとかしょうもな6使ってる奴がいかにも好きそうなパーティで、
強いけどなんかつまらない、強い人が組んだメタ外の要素に負ける

でもかなりパワー感じるし伸びしろを感じるので好き

8.5点

【WCS2019ムーンシリーズ】しょうもなグラゼルネ

f:id:Nathaniel732:20180723011537p:plainf:id:Nathaniel732:20190308141614p:plainf:id:Nathaniel732:20180725002919p:plainf:id:Nathaniel732:20181013130016p:plainf:id:Nathaniel732:20180725002911p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163333p:plain
3月INCで使ったパーティ。
僕がインターネット大会で使うパーティに求める要素である
「別に強い相手やメタ構築に落としてもいいから、それ以外こぼさない」
を満たしうるパーティだと思ったのでテンプレのグラゼルネを選択。

考察段階でリザードンとパルオーガツンデ系がキツいのは目に見えてましたが、別に1位を取りたいわけじゃないし、使うのは上位の一部だろうし、別に当たったからといって100%勝てない訳でもないと思うので割り切りました。


とりあえず回してみた結果、

f:id:Nathaniel732:20180723011537p:plain→相手の配分を崩し切りたいのでCが欲しい
f:id:Nathaniel732:20190308141614p:plain→結局慎重グラが強い(安定する)
f:id:Nathaniel732:20180820005944p:plain→強化アイテム持ちグラが減った+ウツロイド出現の波動を感じたので腕白ではなく慎重でいい
f:id:Nathaniel732:20181013130016p:plain→CSだとミラーが運ゲ
f:id:Nathaniel732:20181013124101p:plainカイオーガ入りへ役割を持ってもらいたいのにZじゃ戦えない
f:id:Nathaniel732:20180622163333p:plain→出さない、出せない、何でいるの?

といったような感想が得られたので、この辺を解消できるように内容を練り直しました。
1から考えているわけではないのでそこまで書くことがない。


【個別解説】
ぽけっとふぁんくしょん!

ゼルネアス@パワフルハーブ(フェアリーオーラ・ひかえめ)
227(220)-122( )-115( )-201(252)-118( )-126(36)
ムーンフォースマジカルシャイン/ジオコントロール/まもる

後輩のことぶきくんが使っているのを見てビビッと来たので拝借
ガエンの蜻蛉と合わせて相手の「C183ゼルネアスのムンフォ耐え」を崩せる点がとても好感触な配分。
宗教上の理由で耐久の薄いゼルネアスが使えないのでアバウトに耐久に回しました。ゼルネアスは押し付ける側のポケモンなので、○○耐え調整とかそういう問題ではなくともあるだけ耐久に回せると強いポケモンだと思っています。


ぽけっとふぁんくしょん!

グラードン@バンジのみ(ひでり・しんちょう)
206(244)-170( )-160( )-108( )-155(244)-113(20)
だんがいのつるぎ/がんせきふうじ/ほえる/まもる

ミラーが多発しそうなので気持ちS振り。
岩石封じの枠は剣舞と入れ替えながら使っていました。


ぽけっとふぁんくしょん!

ガオガエン@フィラのみ(いかく・しんちょう)
200(236)-136(4)-112(12)-90( )-154(236)-83(20)
ねこだましフレアドライブ/バークアウト/とんぼがえり

強化アイテム持ちのグラードンカミツルギも減ったように感じたので慎重。


ぽけっとふぁんくしょん!

ウルガモス@ホノオZ(ほのおのからだ・ひかえめ)
187(212)-58( )-86(4)-198(196)-135(76)-123(20)
オーバーヒート/おいかぜ/ひかりのかべ/まもる

無補正C252ルナアーラZ耐え
無補正C252ウルガモスのオーバーヒートZ耐え
A136ガオガエンの晴れフレアドライブ耐え
無補正C252フシギバナの珠めざ岩耐え

CSで早撃ちVGCするのが意味不明だったので、ミラーで立ち回りやすいようにホノオZと晴れフレアを耐えるように耐久から入りました。
加えてそもそもの採用理由がダメージレースの強さと追い風にあるポケモンだと思っているのでHCベースで採用。晴れホノオZで慎重グラードンを確定一発にできる程の火力になります。
また4枠目について、ここは元々吹き飛ばしを採用していました。
感触もとても良かったのですが一定上の相手には読まれそうなこと、まんまと刺さる相手になら無くても変わらなさそうなこと、加えて相手の顔が見えないネット大会で打つ勇気が前日になって失せたので切りました。本音を言えば、打って失敗すると確実に後悔する気がしたので、それなら最初から打てなければいいという算段です。

代わりに入れた光の壁は、ウルガが盤面で腐らない技を探した中で一番面白かったので採用。意外と打ったし勝ちに繋がっていたので悪くなかったです。



ぽけっとふぁんくしょん!

カプ・コケコ@とつげきチョッキ(エレキメイカー・ひかえめ)
151(44)-108( )-106(4)-151(180)-110(116)-171(164)
かみなり/10まんボルト/ボルトチェンジ/エレキネット

スカーフカイオーガトルネロスに対して選出するため相手の潮吹きを耐えられる突撃チョッキで採用。返しの一発で倒せないと全然解決にならないと思っているので性格は控えめで雷を搭載しました。カミツルギを抜いておらず、めざ炎もない理由に関してはガオガエンの項目に記載しているのと同じです。


ぽけっとふぁんくしょん!

モロバレル@ウタンのみ(さいせいりょく・なまいき)
219(236)-90( )-103(100)-105( )-134(172)-31( )
くさむすびイカサマ/いかりのこな/おさきにどうぞ

このパーティにあって唯一ポケモンそのものに疑問を感じていた枠。
他にツンデツンデウツロイドも試しましたが全然勝率が動かなかったので、選出画面で仕事をしてくれることに期待してモロバレルのまま続投しました。

よくわからないパーティをガエンゼルネバレルで倒しに行く場合とエスパー伝説+カイオーガトリックルーム展開が予想される場合にのみ選出する、という役割を無理やり与えた結果このような技構成になりました。トルネオーガにもグラゼルネにも出さないので、バコウもクリスモも必要なし。

【2019サンシリーズ】KKKKK【DEXチーム戦ベスト8】

9月に完成して以来使わずに温めていたパーティ。

ただ10月にもなってくるとルナアーラ流行の兆しが垣間見えてしまい、どうにも賞味期限切れを感じたのでパーティを使える最後のチャンスだと思って10/28に行われたDEXチーム戦に持ち込みました(withせっちゃん、ぅゅさん)


オーガネクロの苦手なイベルタルとジガルデへのカウンターとしてケケンカニを採用したはずなんですが、最終的に使った僕とぅゅさんが負けた相手がそれぞれイベルタルとジガルデなのでダメダメでした


【KKKKK】

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
f:id:Nathaniel732:20180219153532p:plain カイオーガ しずくプレート しおふき ねっとう かみなり まもる あめふらし
f:id:Nathaniel732:20180517084512p:plain 日食ネクロズマ フィラのみorメンタルハーブ フォトンゲイザー メテオドライブ トリックルーム まもる プリズムアーマー
f:id:Nathaniel732:20180505004904p:plain ガオガエン バンジのみ ねこだまし フレアドライブ はたきおとす とんぼがえり いかく
f:id:Nathaniel732:20180814124912p:plain ルンパッパ おうじゃのしるし ねこだまし くさむすび ねっとう なげつける すいすい
f:id:Nathaniel732:20171110160733p:plain カプ・コケコ こだわりスカーフ ワイルドボルト ボルトチェンジ ブレイブバード くさむすび エレキメイカ
f:id:Nathaniel732:20181010015745p:plain ケケンカニ ぼうじんゴーグル アイスハンマー ばかぢから ワイドガード まもる かいりきバサミ


f:id:Nathaniel732:20181002234849p:plain
188-202-97-X-104-43 (H124A252D132)
A:ぶっぱ
D:C183ゼルネアスのマジカルシャイン耐え。

ナエチャ

WCS2018Day1

R1 WW
f:id:Nathaniel732:20181013124051p:plainf:id:Nathaniel732:20181013124101p:plainf:id:Nathaniel732:20181013124118p:plainf:id:Nathaniel732:20181013124127p:plainf:id:Nathaniel732:20180201121258p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163508p:plain 
対リザロイドはたくさん練習していたので勝てました。

R2 LWW
f:id:Nathaniel732:20181013124338p:plainf:id:Nathaniel732:20180723002319p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163522p:plainf:id:Nathaniel732:20180820005921p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163859p:plainf:id:Nathaniel732:20181013124523p:plain
対ゲンガエンツルギレヒレランド@1はたくさん練習していたので勝てました。

R3 LWW
f:id:Nathaniel732:20181013124051p:plainf:id:Nathaniel732:20180111212608p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163859p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163522p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163508p:plainf:id:Nathaniel732:20180201121258p:plain
初戦はリザに思念外して2ターンで負けました。
ヒードランのタイプが分からなかったのでれいとうパンチを撃ったら抜群だったため勝ち。

R4 WW
f:id:Nathaniel732:20181013124338p:plainf:id:Nathaniel732:20180725002919p:plainf:id:Nathaniel732:20180622164126p:plainf:id:Nathaniel732:20181013124937p:plainf:id:Nathaniel732:20181013124917p:plainf:id:Nathaniel732:20181013125020p:plain
配信だけ見るとタコ勝ちしてますが、マリルリが重くて選出画面では頭抱えてました。
初戦は思念外しながらもPTの相性差でいい感じにカバーできました。
1試合目の展開的に2試合目ピッピゲンガーが見えたのでサンダーランド上手く合わせて勝ち。

R5 LWW
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相手のパーティが訳の分からない面子だったので試合中ずっとキョドってました。
相当よくわからないプレイングをしていたと思います。

R6 LWL
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1試合目でカビゴンが速く、ガオガエンが刺さってないことが分かったので選出を控えました。
データが集まった2試合目は相手の選出が同じだったので、用意したプラン通りに破壊。
3試合目はラス1対面で残り3割5分のツルギにフィールド思念を外して負け。

R7 LL
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メガバンギラス切ってたので無理でした。 ミロウル入ってるのもイジメ係数高い。

R8 LL
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対リザロイドはたくさん練習していたはずですが、何故かスト負けしました。
何も覚えていませんが、読みと称して危険なプレイングをしていた気がします。
連敗したことでティルトに陥っていたのかも知れません。

参考↓↓↓
https://ja.pokerstrategy.com/glossary/_101/

【WCS2018】テヒフグロス【WCS2018Day1】

732です。行ってきました、WCS2018。

結果から書くと5-3(○○○○○×××)でday1ドロップという不甲斐ない形に終わってしまいました。
3連敗で死ぬほどメンタルいかれました。。。。


需要は知りませんが、私自身の記録として。
以下パーティになります。

【テヒフグロス
f:id:Nathaniel732:20180622163258p:plainf:id:Nathaniel732:20180201121258p:plainf:id:Nathaniel732:20180723002319p:plainf:id:Nathaniel732:20180820005950p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163728p:plainf:id:Nathaniel732:20180622163323p:plain

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
メタグロス メタグロスナイト しねんのずつき じだんだ れいとうパンチ まもる クリアボディ→かたいツメ
霊獣ランドロス ジメンZ じしん いわなだれ つるぎのまい まもる いかく
ガオガエン フィラのみ ねこだまし フレアドライブ とんぼがえり どくどく いかく
サンダー オボンのみ 10まんボルト ねっぷう おいかぜ はねやすめ プレッシャー
カプ・テテフ とつげきチョッキ サイコショック ムーンフォース エナジーボール めざめるパワーほのお サイコメイカ
カプ・レヒレ ウイのみ だくりゅう ムーンフォース めいそう まもる ミストメイカ

パーティ名はアルカナさんが付けてくれました。

【構築経緯】
まず、このルールで自分が勝てたパーティがどういう風に組まれていたかを分析。

客観的に判断して僕自身のプレイングスキルは周りの世界プレイヤー達に劣っているように思えましたが、それでもJCSの予選/本戦のパーティが勝てた理由を考察した結果「本番までに同じ軸を使い込んでいた」「その上で環境に対するアプローチが一定のレベルで出来ていた」という2点が勝因であるという結論に至りました。

前者は文字通りの意味です。
後者を具体的に説明すると、JCS予選におけるサンダーグロスのミラーマッチとリザードンが多いだろうといった予想や、本戦における「ゲンジャラのピッピは恐らくSに割いてくる」「カミツルギが増える」といった予想(メタ読み)を当てたうえで対策を盛り込めていた、ということになります。

そんな風な自分の今年の勝ち方にならって、今回もまずは慣れているポケモンを軸しつつ、残りの枠にメタ要素を入れた構築を組む方針が決まりました。

私が自身を持って使い慣れていると言えるポケモンといえばメタグロスしか浮かばなかったので、ここから様々な形態のグロス構築を考察しました。

結果8月頭の段階で最も手ごたえがあったのが「読まれない技構成のメタグロス+ジメンZランドロス+ガオガエン」の形であったので、これを中心に据えました。

次に海外のリージョナルの結果や某ダウンの環境から世界大会のメタゲームを考えた結果、恐らくはゲンガーとリザードンが中心となり、メタグロスは若干減るだろうという予想がついたので、ここにフォーカスを当てて残りの面子を考察。

そこで4枠目には取り巻きと合わせてゲンガーIFK、リザードンの両方に強く出られる穏やか耐久ベースのサンダーを採用。カミツルギに強い点も噛み合っています。

5枠目には、リザ+コケコorウツロイドの組み合わせやゲンガーIFKを更に意識して「とつげきチョッキカプ・テテフを採用。テテフの採用に際して、リザードンの処理ルートを増やすためにメタグロスに「しねんのずつき」を採用し、性格を「ようき」に設定。さらにレベルの高い世界大会では汎用性を割り切ってメタに寄せたほうがいいと考えて、「アイアンヘッド」を切る決断をしました。

6枠目には散々悩まされましたが、ヒードランがやや重いこと、刺さっている相手に対してのランドガエンレヒレ選出に柔軟性とパワーを感じたこと、何より使い慣れていることからカプ・レヒレを採用して完成しました。

ちなみに今回もみんてぃあと共有したパーティになっています。
お互い別に握っているパーティ(これは別に共有してない)もある事にはあったんですが、結局お互いにこのパーティに戻ってくる運びとなりました。


【個別解説】

ぽけっとふぁんくしょん!

メガメタグロスメタグロスナイト(かたいツメ・ようき)
167(92)-191(204)-171(4)-112( )-131(4)-171(204)
しねんのずつき/じだんだ/れいとうパンチ/まもる

・H-D:無補正252振りメガライボルトの「オーバーヒート」確定耐え
・A:たくさん
・S:最速ウツロイド抜き

リザ環境を予想したことから以前とは打って変わってASベースで採用。
ランドロスに対する-1「れいとうパンチ」をはじめ、火力を落とすと弊害が出る場合が多いので出来るだけ多くを配分。

技構成は、タイプ一致のメインウェポンであり環境に刺さっていると予想した「しねんのずつき」、メガメタグロスの最強技である「じだんだ」までは確定として、霊獣ランドロスを確実に処理するための「れいとうパンチ」、BO3で無いのがバレると駆け引きの面で不利になることも考慮し、大事に扱うための「まもる」としました。

アイアンヘッド」を切っていますが、無いと勝てない対象がバンギラスサーナイトしか居らず、実際にやあですTVの「思念地団駄身代わり守る」メタグロス構築の回を視聴していてもアイへ切りの弊害が出ているシーンが少なかったので、「まもる」を優先しました。カプ・テテフに関してはアイへが無くてもなんとかなります(そもそも出てこない試合も多かった)

特殊な技構成をしているため、相手に対してにどのように技を見せていくのかを強く意識していました。
相手側が想定するのは「アイへ、地団駄、冷凍or思念、守る」であるはずなので、具体的には
・「しねんのずつき」「まもる」を見せた次の試合の「れいとうパンチ」
・「しねんのずつき」「れいとうパンチ」「じだんだ」を見せた次の試合の「まもる」(アイヘ切りは読まれない)
など、BO3ならではのアドバンテージの取り方が可能で、強力でした。

メガバンギラスにスト負け、思念を外して負ける等きっちりツケを払わされる結果にはなりましたが、4つの技全てが大会を通じて活躍してくれたので、割り切ったぶんの活躍は見せてくれたと思います。


ぽけっとふぁんくしょん!

ランドロス霊@ジメンZ(いかく・いじっぱり)
189(196)-181( )-110( )-112( )-108(60)-143(252)
じしん/いわなだれつるぎのまい/まもる

H-D:C147カプ・コケコの「いのちのたま」「めざめるパワーこおり」最高乱数以外で耐え
A:無振り B4振りカプ・コケコを丁度ダブルダメージ「じしん」で一発
S:準速

有利対面を離さずに一気に勝ちに持っていくことができる剣舞ジメンZ型。このポケモンがいるだけで立ち回り・選出の幅が大きく広がります。威嚇を回す役割をガオガエンに押し付けることで、単純にパワーの高いエースとして採用できました。

配分はランドロスミラーで出来るだけマウントを取りたいことから準速とし、耐久面を少し甘えています。「つるぎのまい」を使える機会が中々に多かった(というよりは積めるようなプレイングをしていた)ので火力は困りませんでした。

技構成はメインウェポンの「じしん」、サンダーランドに触りたいのと剣舞後に強力な火力になる「いわなだれ」、プレイング次第でゲームの流れを持っていける積み技として「つるぎのまい」、大事に扱うための「まもる」。

Z枠だからと言って毎試合選出していたわけではなく0Z選出に落ち着くことも割とありましたが、攻撃的なテテフグロスのお陰でそこまでパワー不足を感じずに戦えたと思います。




ぽけっとふぁんくしょん!

ガオガエン@フィラのみ(いかく・いじっぱり)
200(236)-154(36)-119(68)-90( )-129(148)-83(20)
ねこだましフレアドライブ/とんぼがえり/どくどく

A:B4振りカプ・コケコを晴れ「フレアドライブ」で最高乱数以外で一発   
 人生が少し豊かになる補正11n
B:威嚇込みA197メタグロスの「じだんだ」確定2耐え
D:C147カプ・コケコのフィールド「10まんボルトZ」耐え
S:ミラーで上取れたらちょっと嬉しい+抜かれてもあんまり悔しくない20振り

やや前のめりなパーティを支える潤滑油として採用。

ガオガエンは硬ければ硬いだけ強いポケモンだと思っていますが、この構築に関しては晴れフレアドライブで相手の無振りカプ・コケコを倒さなければいけない試合がいくつか発生したので攻撃に補正を掛けました。持ち物は、物理アタッカーに対して踏ん張れる回数を増やせる「フィラのみ」。

技構成はメインウェポンの「ねこだまし」「フレアドライブ」「とんぼがえり」に加えて瞑想クレセリアラティアスカビゴン等への崩しとして「どくどく」を採用。ガオガエンの盤面に居座らずにサイクル参加することで強さを発揮する性質と微妙に噛み合わない技ですが、パーティの中に採用できるスペースがここしかなかったのでガオガエンに入れる形に。 

基本的にこのパーティはテテフグロスを中心にビートダウンしていく勝ち筋を取ることが多いのですが、「どくどく」を採用したことによってガエンで毒を撒きつつレヒレサンダーで耐えきるプランを取ることも可能になりました。 



ぽけっとふぁんくしょん!

サンダー@オボンのみ(プレッシャー・おだやか)
196(244)-85( )-105( )-145( )-146(180)-131(84)
10まんボルト/ねっぷう/おいかぜ/はねやすめ

H:偶数
D:ルンパッパのC156雨「ハイドロポンプZ」最高乱数以外で耐え
S:準速メガカメックス抜き

火力がそこまで無い相手に対してガエンの毒と合わせて崩していくプランが強力な事やリザゲンガーへの粘り強さを評価して、一周回って耐久羽休め型を採用しました。「ねっぷう」はメタグロス構築である以上は中々切れない技だと思っています。サンダーグロスの集中や雪崩を2回耐えてほしいことから持ち物は「オボンのみ」。私のエモルガムの記事を見ると「火力に割いていないサンダーは弱い」と書いてありましたが、それが誤りだという事に気付かされました(


ぽけっとふぁんくしょん!

カプ・テテフとつげきチョッキ(サイコメイカー・ひかえめ)
164(148)-94( )-106(84)-200(252)-136(4)-118(20)
サイコショックムーンフォースエナジーボール/めざめるパワー炎

・H:できるだけ高めに設定
・B:威嚇込み無補正252振りカミツルギの「リーフブレードZ」75%で耐え
・C:全振り フィールド込み「サイコショック」でH4振りルンパッパを81.2%で一発
・S:準速ペリッパー抜き

リザードン、ゲンガー、雨パーティに対して刺さる「とつげきチョッキ」型。
こだわりスカーフカプ・テテフの欠点である相手のカプ・コケコに初手から出しにくい点、上手いメガゲンガー相手に強そうに見えて結局動きづらい点(ヒレゲンスタート、ヒレバックガエン等で容易に対処される)を緩和できており、使うに値するポテンシャルがあると感じて採用。

実際に採用してみてもゲンガーの「ヘドロばくだん」+毒ダメージを確定で耐えたり、リザの晴れ「ねっぷう」+コケコのフィールド無し「10まんボルトZ」を耐えたりとメタグロスの技構成同様「相手の誤認による自滅を誘うことが出来る」ポケモンでとても好感触でした。

火力については殴り返しの打点の高さが重要だと思っているのでCに全振り。

調整段階でエスパー技とムーンフォース以外を全然撃たなかったので、とにかく交代読みの引き出しを増やせる「めざめるパワーほのお」、パーティの見た目上確実に選出されるラグラージトリトドンへのカウンターとして「エナジーボール」というピンポイント技をそれぞれ採用。


ぽけっとふぁんくしょん!

カプ・レヒレ@ウイのみ(ミストメイカー・ずぶとい)
177(252)-72( )-154(36)-134(148)-151(4)-114(68)
だくりゅう/ムーンフォース/めいそう/まもる

B:A197メガメタグロスアイアンヘッドを高確率で2耐え
C:残りを出来るだけ(少しでもH4振りランドを+1「だくりゅう」で落とせる可能性を上げたい)
D:瞑想型なのに余りが奇数で嬉しくない
S:最速フェローチェ抜き+α

ガルクレセドラン、マンダクモクレセ、メタグロス軸などに選出する目的で採用したので、無理が効くように性格はずぶといを選択。ランドレヒレの2Zにするかどうかでさんざん悩みましたが、両選出することが多いので結局「ウイのみ」となりました。
積むことが前提のポケモンなので素の火力はかなり酷いです。

上に書いたような役割対象に全然当たらなかったので、選出はかなり控えめでした。



【総括】
グロスランドガエンから始まったパーティでしたが、結局の軸は超攻撃的なテテフグロスの2匹すり替わっていました。

それだけこの2匹が強かった/刺さっていたという事だと思うので、この2匹から再出発して残り4匹を考察すればより良いパーティが組めたのかもしれないな~と後で思ったり思わなかったり。

また、5勝3敗の内約が
リザードンに2勝
・ゲンガーに3勝
・上振れ前提で採用した思念を外して1敗
・切っていたメガバンギラスに2敗目
・想定したリザロイドだったが実力の差で3敗目

といった形となったように

最後に想定していた通りのリザロイドに落としてしまった事を除けば(スト負けだったし本当にあり得ないほど萎えました)、良くも悪くも事前の想定通りの結果になっていたので、勿論悔しさはありますが結果にはある程度納得しています。

ちなみに同じパーティを使ったみんてぃあも5-3という結果でした。
代表戦の時にパーティをシェアしてお互いそれぞれベスト32、50位だった時にも感じたことですが、
一定の勝率を出すことは出来てもその先のステージに進む実力・構築力がないことを痛感させられました。

来年は社会人一年目なので色々キツいと思いますが、自分の好きなGSルールなので頑張りたいです。

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おわり

【7世代GS】早撃ちグライベル【第42回伝説厨オフ3位】

予選を8勝3敗で1位抜け、決勝トーナメント合計2勝1敗で3位でした。

パーティ名はコケコの同速が重要すぎることから命名。

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ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
グラードン べにいろのたま だんがいのつるぎ ほのおのパンチ つるぎのまい まもる ひでり→おわりのだいち
イベルタル こわもてプレート あくのはどう イカサマ バークアウト まもる ダークオーラ
ボーマンダ ボーマンダナイト すてみタックル ハイパーボイス おいかぜ まもる いかく→スカイスキン
カプ・コケコ フェアリーZ 10まんボルト マジカルシャイン しぜんのいかり まもる エレキメイカ
ガオガエン ガオガエンZ ねこだまし DDラリアット フレアドライブ バークアウト いかく
ドータクン メンタルハーブ ジャイロボール じゅうりょく さいみんじゅつ トリックルーム たいねつ


グラードン  207-247-180-X-118-85
イベルタル  202-135-115-183-118-166
ボーマンダ  175-165-135-140-142-184
カプ・コケコ 146-X-105-147-95-200
ガオガエン  200-165-111-X-129-58
ドータクン  174-109-163-X-156-34

グラカイ、オーガネクロと来て(過去記事にあるので気になる方はどうぞ)今回はグライベルを選択。

ガエンのフレドラだけはなぜ採用したのか思い出せませんが他はまぁまぁといった感じでした。


今回も楽しいオフでした。GSやりましょう。